静圧とは、一定の水深で静止させた時計に作用する水圧です。水深に比例して増加し、水深が10メートル増すごとに、ケース表面にかかる圧力は約1 ATM増加します。10 ATMの防水表示がある時計は、管理された動きのない試験条件下での測定に基づき、水深100メートルに相当する静圧に耐えると評価されています。
静圧は、ATM表示やISO 6425の圧力試験を含む、標準的な防水性能評価の基礎です。メーカーの試験や認証試験では、管理対象の変数として使用されます。ただし、実際の使用時に時計へ作用する圧力の全体像を示すものではありません。それを説明するのが動圧です。
実際の使われ方
- ATM表示は静圧に対する評価です。100m / 10 ATMの防水表示がある時計は、10 ATMの静圧に耐えますが、その水深よりはるかに浅い場所で受ける、同等の動的な力には耐えられない場合があります。
- 静圧試験は、再現性がありメーカー間で比較できるため、業界標準となっています。その限界は、衝撃、動き、熱衝撃を考慮していないことです。これらはいずれも、水深による静圧に加えて力を発生させます。
- 手洗い、水泳、シャワーなどの日常的な使用では、静圧が関係する変数となります。動圧が重要になるのは、ダイビング、衝撃の大きいウォータースポーツ、急速に水中へ入るあらゆる使用場面です。
関連用語
動圧 · ATM表示 · 防水性能 · ISO 6425 · 圧力試験
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静圧と動圧の違い、およびそれぞれが水辺や水中でのレプリカ時計の使用にどのように関わるかについて、詳しくはレプリカ時計の防水性能ガイドをご覧ください。
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